このたび、相模原市内の認定こども園における不適切保育に関する報道がなされました。

 子どもの人権を何よりも大切にすべき幼児教育・保育の場において、このような事案が報じられたことを、相模原市幼稚園・認定こども園協会として重く受け止めております。

 子どもに苦痛や恐怖を与える行為、人格を傷つける行為、心身に過度な負担を与える行為は、いかなる理由があっても教育・保育の場において許されるものではありません。

 当協会は、子どもの人権と最善の利益を守ることを、すべての加盟園に共通する最も基本的な責務であると考えております。

 協会は、加盟園を指導・監督する権限を有する立場にはありません。しかしながら、本件を受け相模原市の監督部署と連携しながら、加盟園に対して子どもの人権尊重を基盤とした園運営と説明責任の重要性について、改めて周知を行っております。また、昨年11月には、本件の報告を受け、管理職を対象とした不適切保育防止に関する研修を緊急に実施し、子どもの人権を守る教育・保育のあり方について確認してまいりました。

 今回の報道を、特定の一園の問題としてのみ受け止めるのではなく、相模原の幼児教育・保育に携わる私たち全体の課題として真摯に受け止めなければならないと考えております。

 協会としては今後も、加盟園に対し子どもの人権尊重を基盤とした園運営の徹底を呼びかけるとともに、不適切保育を起こさないための学びと振り返りの機会の充実に努めてまいります。

 保護者の皆様、市民の皆様には、ご心配をおかけしておりますことを重く受け止めております。子どもたちが安心して過ごし、健やかに育つことのできる環境を守るため、協会としても引き続き責任ある役割を果たしてまいります。

令和8年4月16日

一般社団法人 相模原市幼稚園・認定こども園協会
会長 永保貴章